CSS2025 参加記録 〜研究発表編〜

急に寒くなってきましたが,みなさん体調はいかがでしょうか.M2の終わり(本当に終わるかは不明)が見えてきてしまっているkidaです.私の前回の記事はこちら

2025/10/27 - 2025/10/31の期間,岡山コンベンションセンターで開催された,コンピュータセキュリティシンポジウム2025(CSS2025)に研究発表するため参加してきたので綴っていきたいと思います.

CSSとは

「CSSとは」という項目について,菅原さんのCSS参加記に詳しく書いてあるのでそちらをご覧ください.

1日目

今回は弊研から合計8人という大所帯での参加となりました.
私は5回目の学会参加ということで,後輩のサポートや少しの引率をしつつの参加となりました.

基調講演から始まり,貴重なお話を聞くことができました.

午後からは研究発表のセッションが始まり,後輩の和田さんがデモセッション(ポスター発表)1回目を行いました.緊張した面持ちから始めていましたが,人が来だすと堂々と話せており,安心して見守ることができました.デモセッションに関する記事は別途更新されるので詳しくはそちらを読んでください.

会場ではコーヒーとお菓子が提供され,快適に聴講できるような環境が整っていました.お菓子は岡山土産として販売されているもので,お土産選びの参考になりました.

翌日が私の発表日だったので,ホテルに戻った後は共著の石川君にスライドを見てもらい修正作業を行いました.その後,同じく共著の木村さんにもお仕事終わりに発表練習を見てもらえることとなり,発表準備作業をぎりぎりまで行いました.(そもそももっと早めにスライドを完成させてレビューしてもらえていればぎりぎりにならない)

2日目

いよいよ発表当日,ということで研究発表も4回目ともなると緊張しない...はずなのですが,普段のメインの研究テーマとは少し異なる内容ということもあり,少し緊張して臨むこととなりました.

私の発表は午後からだったのですが,私の発表の前に弊研博士学生で社会人の山口さんの発表が午前にありました.

山口さんは国際学会などでの発表をガンガンしている方ということもあり,発表の内容はもちろん,発表の仕方などについても学べる良い機会となりました.

また同日には後輩の石橋君と澤井くんが参加するMWS Cupも開始されていました.
これもまた詳細な記事は別途更新される予定なので,そちらを見て頂ければ幸いです.

お昼ご飯の後は私の発表でした.

前日にスライドを共著の2人に見てもらえたこともあり,まずまずの感じで発表を行うことができました.質疑応答では何件か質問を頂くことができ,Slackでも議論を行うことができました.今後の研究のヒントが多く得ることができる良い結果になったのでないかなと思います.

またこの日もデモセッションがあり,和田さんは昨日よりも手慣れた様子で質疑応答をしていました.

3日目

この日は全日に開催されたMWS Cupの表彰式が朝から開催されました.
我らが後輩のチームはというと...

見事に総合優勝でした!いやぁ,素晴らしい.

また,この日の夜はキャンドルスターセッション(CSS2.0)と呼ばれるLT会のような,笑いが必要と噂では言われている緩い発表の場がありました.弊研からは石田君が発表しました.この場限りの発表という趣旨もあるので,詳しく内容は話せないのですが,ユニークな面白い発表ばかりで学会に来たなぁと感じれる場なので,私はいつも楽しみにしています.CSS2.0ではパンやドリンクも配られ快適に過ごすことができました.

4日目

4日目は,弊研Khinさんの発表日でした.

私は所用があり,見に行くことはできなかったのですが,質疑も多くあったようで盛り上がった発表だったのではないかなと思います.

また,隣の研究室の穐山研が共著に入っている高校生の発表があり,聴講しました.この論文はCSS2025優秀論文賞に選ばれており(CSS2025学生論文賞ではなく!),凄いなぁと感じつつ,自分も負けてはいられないと決意を新たにしました.

この日の夜には懇親会があり,たくさんのドリンクと食べ物(キッチンカーが頼み放題)に囲まれ,様々な人と交流することができました.

5日目

5日間という長期のCSS2025も最終日となり,午前中にいくつかのセッションがあった後,午後からは表彰式でした.

弊研からは,7月に開催されたSSS2025で石田君が発表した論文が,CSEC優秀学生研究賞として選ばれ,表彰されました.

優秀な後輩ばかりで私の肩身が狭いところですが,これからも弊研は様々な場所で活躍していくことになりそうで楽しみです.

おわりに

ということで無事トラブルなく終えて,研究室まで帰ってくることができました.
日ごろから様々なサポートをしていただいている上原先生に感謝するとともに,これらの経験を活かして修論まであと少しですが,まだまだ奮って研究活動を行っていきたいと思います.

卒論と修論の時期が刻々と近づいてきてますが,今年のB4とM2は無事乗り切れるのか!?
2月以降に更新されるであろう(?)記事をぜひ楽しみにお待ちください.

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