2024年度のゼミ長の菅原です.
よくある質問について回答します.
ただし、私の主観である場合があります
昨年のゼミ長の回答は、上原研に関するFAQ(学生向け)2023にあります。
違う人が回答した記事なので、併せて参考にしてください。
質問のカテゴリは以下です.
このページで回答されていない質問や、詳しく聞いてみたい質問がありましたら、研究室公開で直接聞くか、質問箱 へお願いします.
配属に関する質問
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上原研に配属されるために必要なGPAはどれくらいでしょうか?
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GPAは第一優先ではありません。
配属に関する情報・基準は毎年変わる可能性があります。先輩の情報を鵜呑みにせず、研究室配属ガイダンスや担当教員に聞くと確実です。
参考までに、2018年度は志望理由順、2019年度は完全GPA順、2020年は志望理由を考慮したGPA順、2021年以降は安定結婚アルゴリズムです。
安定結婚アルゴリズムとは、教員からの評価と学生の志望度を勘案し、最良の組み合わせを算出する手法です。サイバーセキュリティ研では、教員からの評価は、志望動機や熱意に依存しています。ただし、GPAが高いことを根拠として情報技術への理解が深いことを教員へアピールすることも、戦略の一つだと思います。ちなみに上原先生は、Twitterで「上原研配属のためには「何が研究したいか」を上原にアピールすることが重要!」と仰っています(下図参照)。
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研究室配属後に研究室を移籍することは可能ですか?
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原則不可です。
ただし、大学院進学時には移動することが可能であるほか、諸般の事情で指導教員が退職して所属研究室がなくなった場合は、やむを得ず移籍する場合があります。また、共同研究などの形で他の研究室の教員に指導をしていただける場合があります。
とはいえ、大学院での移籍を期待して志望順位を考えるよりは、最初から行きたい研究室に行くことをおすすめします。
研究室見学に関する質問
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上原先生と面談することはできますか?
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研究室公開期間中、毎日昼休みにオフィスアワーを開催します.
個別見学・面談も受け付けています.オフィスアワーとはなんぞやということですが、以下のように定義されています。
研究室選びの相談から、教授の普段の生活まで聞きたいことがなんでも聞ける場と思っていただいたら構わないです。授業科目等に関する学生の質問・相談等に応じるための時間として、教員があらかじめ示す特定の時間帯(何曜日の何時から何時まで)のことであり、その時間帯であれば、学生は基本的に予約なしで研究室を訪問することが出来る。
用語に関する参考資料, https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/attach/1342526.htmオフィスアワーの日程、および個別見学・面談の申し込みは 研究室配属について をご覧ください。
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面談の前に準備すべきことはありますか?
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研究したいテーマ/概要の準備をすると良いと思います
研究したいテーマというのは、言い換えると「解決したい課題」になります。
例えば、「メール誤送信」「マルウェア検知の精度が低い」などが"課題"になります。
これに対して、情報技術やそれ以外の技術・技法等を使って解決を試みるのが研究です。- こういう課題を解決したくて、こういうアプローチをしたいが、サイバーセキュリティ研で扱えるか?
- こういう課題を解決したくて、アプローチは検討中だがサイバーセキュリティ研でできるか?
というような出だしだと、面談の運びが良いと思います。
ありがちな誤りで、例えば「機械学習を使いたいのだが、解決したい課題は無い」のように、アプローチありきで研究テーマを考えてしまうことがあります。これは、新技術開発に関わる研究だと成立する場合がある(そもそも課題となるべき事象が存在しないため)のですが、サイバーセキュリティ研で多く取り扱っているような、課題解決型の研究だと、「なぜそのアプローチが適切と言えるのか」という質問で詰まってしまい、研究が成立しなくなる場合があります。
例外的に、セキュリティに関する技術アプローチ(例:ブロックチェーン・準同型暗号)を生かせる場面を検討する、のような場合だと、アプローチありきで研究テーマが成立する場合があります。
これまでの研究テーマは研究論文一覧にありますので参考にしてください。ただ、そんなこと言われても「解決したい課題」が見つからない、ぼんやりとやりたいことはあるけど言語化できていないなどなど、課題設定方法がわからない方は「Q.研究テーマを見つけるのが難しそうです.」をご覧ください。
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研究室説明会は対面/Zoomのみで実施しますか?
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対面での参加を推奨していますが、Zoom で同時配信も行う予定です。
遠隔地での参加を余儀なくされる等の諸事情を考慮して、Zoomでの配信も行う予定です。
※ぶっちゃけトークを含むことから、「学生による研究紹介」のみ対面で実施しますミーティングIDは 921 8721 5840 で,
URL は https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/92187215840 です.
これは 全イベント共通です.
研究の進め方に関する質問
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研究とはなんですか?
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未知の分野の調査・開発・検討を行い、科学技術などの発展に与することです。
レポートなどとは違い、研究では多くの場合、教員は明確な答えを持っていません。
また、サイバーセキュリティ研究室では、先生や先輩の研究を手伝う形式ではないので、自分で研究を進めていきます。
ただ、先生や先輩からアドバイスや手伝いが全くなく、全て自分で研究を進めるというわけではないので安心してください。
あくまで先生や先輩は、道に迷った際の案内人であって、引っ張ってくれる先導者ではありません。未知の社会・技術などの課題を自分で設定し、教員も先輩も知らない分野を調査・開発・検討し、科学技術の発展に少しでも寄与することが、研究であり、それが醍醐味だと思います。
研究と開発や勉強との違いは、穐山先生の記事が詳しいです。
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上原研ではどんなテーマで研究ができますか?
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セキュリティに関するテーマなら何でもできます。
システムセキュリティ・ネットワークセキュリティ・暗号・フォレンジック・セキュリティ教育・セキュア運用など、セキュリティに関連する研究なら何でもできます。
3Dプリンタではんこを偽造したりもしていますし、ダークウェブへの攻撃や、ブロックチェーンも研究対象です。
また、セキュリティは法律と密接に関わっていることから、個人情報保護法等も研究対象です。提案する研究テーマについて、研究として成立していて、セキュリティと関係あると示せる限り、どんなテーマでも研究可能です。
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途中で研究テーマを変えることはできますか?
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できますが、B4の夏休み頃からのスケジュールが大変なことになります。
研究室配属時の面談等で話していた内容から、5月頃までに変わるのは問題ありません。
私もB3の間は何回も変わりました。B4になってから変えるのは、できますし変えた人も少なからずいますが、大変なことになります。
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サイバーセキュリティ研究室と他の研究室で、研究の進め方に違いはありますか?
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研究テーマを自分で考える、というのがサイバーセキュリティ研究室の大きな特徴です。
研究室によっては、研究室のプロジェクトがあってその一部を卒業研究として切り分けたり、先生・先輩から引き継いで脈々と取り組まれているテーマがあったりします。
サイバーセキュリティ研究室では、そのようなテーマが少なく、多くの場合自分でテーマを考えます。自分で考えたテーマだからこそ、前向きに取り組めますし、自分が課題を理解しやすい分野の研究が行えることがメリットだと思います。
本当に何も思いつかなければ、研究室の先輩の研究を引き継ぐことや、先生からテーマをもらって卒業研究に取り組むことができます。
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研究テーマを見つけるのが難しそうです。
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先行研究をよく調査すると、まだ研究されていないテーマが見えてきます。
セキュリティに興味があると言っても、それぞれ特に興味がある分野は違うと思います。
CiNiiやGoogle Scholerで興味のあるキーワードで検索してみると、先行研究が見つかることがあります。
(見つからなければ、まだ誰も取り組んでいない素晴らしいテーマか、キーワード選定が下手かのどちらかです。大体が後者です。)そこで見つけた論文を読んでみて、「あれ?おかしいぞ?」「〇〇の場合はまだ実験されていないな?」というものが見つかると、それが研究テーマになると言えます。
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研究に必要な機器や書籍の購入をお願いすることはできますか?
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できます。
研究に必要であれば、PCの貸与のほか新規購入なども可能です。
ただし、既に設備はだいぶ潤沢ですので、自分の研究で使いそうな備品があるか、研究室公開で見に来るとなお良いと思います。私は、機器や書籍が不足していると感じることは少ないですし、そのような場合は購入をお願いしています。
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現時点で技術力に自信が無くても研究できるのでしょうか?
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できます。
筆者は未だにC言語を書いていて標準出力の書き方を忘れますし、「python 配列操作」などと検索することも多いです。
技術力に自信がないけど技術力を付けたい!という場合には、技術力に長けている先輩方からサポートを得て、技術力を伸ばすことができます。研究室では多種多様な環境・言語を用いて研究をしているので、自分が勉強したい言語を使っている先輩がいる場合が多いです。また、それぞれが違う環境・言語を使っているので、様々な環境・言語の技術を身につけることもできます。
多様な技術に触れられるというのは、研究の手段の選択肢が増すということに繋がり、社会に出ても役立つと考えます。
また、テーマによっては技術力が無いままでも研究ができる場合があります。
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自分専用の研究机は与えられるのでしょうか?
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研究室のメンバーが増えたため,大学院生・B4のみとなりました.
また、特に席を専有しなければいけない特段の理由(サーバを設置しなければいけない、デスクトップPCを使う必要がある、等)がある場合、研究机が与えられる場合があります。
ただ、ゼミ卓(研究室の大きい机)も広々としていて、作業環境としては悪くないな、と思っています。現にこの記事も、ゼミ卓で書いています。
もしかしたら、B3の学生向けにレンタルラボ(研究室とは別の部屋)に座席が設置されるかもしれませんが、現状未定です。
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「上原先生が忙しくて相談できない」と聞きますが本当でしょうか?
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「上原先生が忙しくて」までは概ね本当ですが、「相談できない」は本当ではありません
上原先生はずっと学生研究室(卒研室、サイバーセキュリティ研究室のこと)にいらっしゃるので、質問や相談に行くハードルはとても低いと言えます。
ただ、上原先生が忙しいのは時期によっては本当なので、そういうときは会議の間を縫って相談に行きます。先に予約を押さえておくとガッツリ時間を取ってくださるので、大きく困ることはありません。
(学生側はいかに先生の時間を奪うかで、研究の進捗が変わってきます)現に論文締め切り日は22時まで残ってくださったり、卒論時期には南草津周辺に泊まり込んで朝から晩まで添削をしてくださいました。
また、サイバーセキュリティ研究室には、猪俣敦夫先生という、上原先生に負けず劣らず学生の面倒をしっかり見てくださる先生もいるので、仮に上原先生が超絶多忙で捕まらなかったとしても、割と安心です。
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学会で発表する機会はありますか?
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望めばいくらでもあります。
筆者は修士に入ってから2回、研究会・シンポジウムで研究発表をしました。(※1,※2)
誤解のないように補足をすると、必ずしも学会発表をしなければいけないわけではなく、一回も学会発表せずに修了・卒業する学生もいます。
ただし、学会発表は就職活動で大きく評価されるポイントであること、特に大学院生は研究をすることが本旨であることに鑑みれば、学会で発表するに越したことはないと、私は思います。
また、上原研は明確なノルマがあるわけではないのでだらけがちになりますが、学会発表を目標にすることで研究をだらけることなく進めることができます。学会発表の際は、全体ゼミで発表練習を行ったり、研究室のメンバーにお願いをして予稿(いわゆる論文)のチェックをしてもらいます。色々な視点から指摘をもらえるので、クオリティをあげて発表に臨むことができます。
また、学会発表の際の交通費・宿泊費などは、ほぼ例外なく研究室の経費から出金されるので、お財布に優しいのも安心です。
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夏休みに課題はありますか?
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ありません。
任意参加のゼミが開催されます。先生によるPython講座などもあります。
例年の参加率は30%くらいかなと思います。
ゼミに関する質問
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ゼミの頻度はどのくらいでしょうか?
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週1でB3ゼミ,B4ゼミ,Mゼミ,英語学生向けゼミ,全体ゼミが実施されます.
つまり、出席しなければいけないゼミは週2回です。
また、週1のゼミは毎週発表ですが、全体ゼミはセメスターに2回の発表です。
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ゼミではどんなことをしていますか?
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週次のゼミでは進捗報告(週報)、全体ゼミでは研究発表が中心です。
週報では、一週間でやったことを報告します。
具体的には、論文を読んだ、設計・実装・実験をした、結果はどうだった、論文を書いた、などです。
それぞれについて、先生だけでなくゼミ生に共有することを旨として、資料作成と発表を行います。論文を読んだら概要紹介、研究進捗があれば詳細、論文を書けば進捗状況とチェックのお願いをしたりします。
一人10分程度です。先生からコメントが入ったり、学生同士で意見交換をします。一方全体ゼミでは、研究発表の体裁を取って、20分程度の発表を行います。
こちらは週報とは違い、じっくり時間をかけて準備をして臨みます。自分の研究を全く知らない他回生のゼミ生にもわかるよう、研究の背景や事前知識を含めて紹介し、進捗や貢献を示します。
発表スケジュールはゼミ長が組むので、就活や冠婚葬祭でどうしても都合が合わない場合でも柔軟に対応しています。
ここでの経験が、卒論・修論発表や学会発表で活かされます。
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質疑応答の時の先生は怖いですか?
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誠実に研究に取り組む限り、怖くはないです。
質疑を受ける時、大体は学生の説明不足か先生との認識の齟齬、もしくは学生の知識不足です。
いずれにせよ、「怒られている」わけではありませんし、そもそも先生は怒っていません。
しっかりと準備をして臨み、できうる範囲で誠実に説明し、自分の考えを正しく示し、分からなければ分からないと言う、ということさえ満たしていれば、そもそも「怒られる」ということは発生しないので怖くはありませんし、むしろ自分の進捗に繋がるとまで言えます。過ちて改めざる是を過ちと謂う、という言葉もある通り、指摘をされたらしっかり改善をする、ということさえしていれば、何も恐れることはありません。学生ですから、知らないことがあって指摘を受ける、というのは当然のことと言えます。そのため、わからないことは素直にわからないと伝えて、次の週報までにわかるようにしておきましょう。
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ゼミはオンラインですか?
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いずれのゼミも対面・オンライン併催です。
対面参加のほうがよりコミュニケーションエラーを起こしにくいので、対面参加のほうが良いとは思いますが、家庭の都合等によりZoomで参加する場合があります。
あまりにも対面参加者が少ないと対面開催されず、研究室にはいるがZoomで参加、ということになります。
研究室のメンバーに関する質問
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上原研を志望した理由はなんですか?
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セキュリティの研究がしたかったからです。
もはや説明不要だと思いますが、サイバーセキュリティ研究室はセキュリティの研究をする研究室です。
上原先生といえば、セキュリティの世界では知らない人がいないくらいの有名人です。高校生だった当時、セキュリティってかっこいいと思い、サイバーセキュリティの学べる大学を探したところ、上原先生もいらっしゃったので、大学に入る前から上原研に入ることを決めていました。
他の学生の志望理由を知りたい方は 学生インタビュー を見てみてください。
研究室の雰囲気に関する質問
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研究室はどんな雰囲気ですか?
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だいたいどの時間も学生が複数名いて、和気藹々としています。
雰囲気って聞かれても、「和気藹々としている」以外に文章で伝えるのが難しいんですよね、是非研究室公開で確かめてみてください。
言えることとしては、やるときはみんな集中して作業をしていますが、時折飽きてきてお喋りをしていたり、研究の相談を先輩・後輩の区別なく議論したりしています。
他の研究室に比べて、研究室に人がいる率が高い、というのは特徴だと思います。そもそも、日中は授業時間以外の全ての時間、少なくとも上原先生は学生研究室にいらっしゃいます。(関連する質問:上原先生は捕まらない?)
先生がいらっしゃるからと言って研究室が過ごしづらいわけではなく、むしろ利点のほうが多いです。
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どんな性格の学生が多いですか?
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おしゃべり好きが多いです。
研究の話、就活の話、昼ごはんどうするか、夕飯どうするか、何時から雨が降るか、恋バナ等...
そんな話を、学年関係なくざっくばらんに話しています。
聞けば聞いてないことまで教えてくれるような学生ばかりなので、先輩・後輩問わず絡みに質問しに行きやすいのも研究室の特徴です。たまに、喋ってたら何もせずに1日終わるときも、たまーーーーーーーーーにあります。
ちなみに、話しかけられたくないときには、話しかけづらい雰囲気を出していれば絡まれないので安心です。
研究室での生活に関する質問
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一日のスケジュールを教えてください.
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ゼミ長のスケジュール2024で公開しています。
ゼミ長のスケジュール では今年のゼミ長のスケジュールを公開しています。
ちなみに、研究室に来るのは必須ではありません。
ただ、研究室に来た方が、先生や学生と研究の相談ができるので一般的には進捗が出ます。
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コアタイムはありますか?
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ありません。
本当に無いです。そのため、自分の生活スタイルにあった研究室ライフを送ることができます。
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食事はどうしていますか?
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学食や外食に行きます。
OICに移転したことでまだ食料事情は模索中ですが、学食や時間があるときは近くのラーメン屋等を開拓しています。
美味しいお店があれば教えてください。学年関係なく、研究室にいるメンバーでまとまって行く場合が多いです。
下まで降りるのがめんどくさいときは、研究室の福利厚生を活用しています。(参考記事:上原研の食糧事情【2022/06/02】)
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研究室で寝泊まりすることはありますか?
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締め切り前は泊まることがあります。
1限が絶対に出席しないと行けない授業の時や論文の締め切りが近いときは、泊まることがあります。
あくまでも「泊まることができる」だけで、泊まらないこともできます。
移転した関係で、まだ滋賀に家があるという学生が交通費の節約のために泊まっていることもあります。そもそも、泊まったとして夜通し作業しているわけではなく、夜は寝ています(夜型の学生は夜通し作業している場合もあります。)宿泊設備に目を向けると、折りたたみベッドやエアーベッドが備えてあります。
他の学生が、寝巻きやタオルケット、枕を持ってきているので、借りることも可能です。
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研究室でイベントが開催されることはありますか?
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LTやスマブラ大会が開催されました.
去年・一昨年はLTが開催されました。
去年はスマブラ大会が複数回開催されました。
詳しくは ブログ をご覧ください。今年は、非公式で麻雀大会も開催されました。
また、公式イベントでは無いですが、研究室のメンバーで飲み会に行くこともあります。去年は京都で追いコンもしました。
大学院進学に関する質問
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希望すれば大学院へ進学することはできますか?
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研究計画書さえ書ければ進学できます。
「学部を卒業できなかった」「入試に寝坊した」「入学金を払い忘れた」という理由で大学院進学できなかった話は伝説的に聞いたことがありますが、それ以外の理由で進学できなかった人を見たことがありません。
ちなみに、去年面接で蛍光オレンジの靴を履いていった学生がいましたが、無事進学できました。
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他の大学院へ進学する方はいますか?
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たまにいます。
他大学の大学院の進学を、研究室(含上原先生)は応援しています。去年は1人、他大学の大学院に進学しました。
ただ、外部進学は内部進学に比べてあまりにも手間が多いので、多くの学生は内部進学を選ぶようです。
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上原研では大学院進学する方は多いのでしょうか?
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ここ数年で増えています.
研究論文一覧 の卒業論文や修士論文から,年度ごとに学内進学率を算出すると以下のようになります.
ただし,他の大学院へ進学したOBOG,留学生の人数を把握していないため,実際の人数や比率を表しているとは限りません.- 2014年度 67% (4/6)
- 2015年度 43% (3/7)
- 2016年度 30% (3/10)
- 2017年度 11% (1/9)
- 2018年度 36% (4/11)
- 2019年度 27% (3/11)
- 2020年度 67% (4/6) + 國枝研から2名
- 2021年度 67% (4/6)
- 2022年度 44% (4/9)
- 2023年度 44% (4/9)
- 2024年度 40% (4/10)(予定)
就職活動に関する質問
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どのようなインターンシップへ参加しましたか?
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情報通信・サイバーセキュリティに関するインターンシップへ参加した学生が多いです.
私は、先輩から紹介されたり、LabBase でスカウトを受け取ったりしたインターンに参加しました。
上原研に配属された方は、先輩の就職体験談を閲覧することもできます。
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どのような資格を取得している学生が多いですか?
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IPAの情報処理試験を受ける人が多いです。
院生は半分程度が応用情報技術者試験に合格している印象です。
私は基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・情報処理安全確保支援士を保有しています。面白い資格だと、二級鍵師を持っている学生もいます。
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どのような内定先が多いですか?
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多種多様です。
- 電機メーカー
- コンサルティングファーム
- シンクタンク
- SIer
- ゲーム会社
などが内定先です。面白い例だと、中央官庁に就職という人もいます。
具体的な社名は研究室配属後に就活体験談(内部ページ)を見てほしいのですが、一度は誰もが聞いたことのある企業か、セキュリティ関連企業が多いです。説明会で聞いていただけると、教えてくれるかもしれないです。
就職した人のお話については、 OB・OGインタビューを併せて御覧ください。
おやつに関する質問
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どんなおやつがありますか?
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うまい棒、チロルチョコ、あわだま、するめなどと様々です.
ブログで おやつ が公開されています.
ぜひともご覧ください.
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おやつのリクエストはできますか?
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できます.
うまい棒のサラダが好きです。
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飲み物のリクエストはできますか?
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できます.
Monsterやカルピス原液、麦茶などがあります。先生のおかげでタダで飲めます。