【第8回】研究室学生インタビュー

こんにちは!2年ぶりぐらいにバレーをして全身が筋肉痛になった菅原です。

去年に引き続き、現在研究室に在籍している学生に志望理由や研究内容などを中心にインタビューを行っています。

研究室学生インタビューはこちら

今年の3人目は北海道大好き(特に道北)、M2の木村さんです。

志望理由

ーよろしくお願いします。

木村:よろしくお願いします~!

ーまず、サイバーセキュリティ研究室を志望した理由を教えてください

木村:高校の時からセキュリティやりたいな~と思っていて、セキュリティが学べる大学を調べてみたらちょっとしかでてこなかったんですよね
そんなときに、オープンキャンパスで情理の個別相談会にきたときに上原先生にぜひおいでと言われたのがきっかけで(笑)
ただ、研究室配属当時は魅力的な研究室が多かったので、うっかり他研に入りそうで、、、(笑)

ーでは、立命館大学が第一志望だったんですか?

木村:そういうわけじゃぁないんですけど、、
他のセキュリティが学べる大学も受験してましたけど、受かった中では立命館が一番よさそうだったので、、

上原研に入ってみて

ー上原研入ってみてよかったところ

木村:学生一人一人が得意分野が違うので、困ったときにその道のプロに聞けるっていうのはありがたいです。
例えば、正規表現がわからんとなるとM1の星名くん、デバッグでわからんとなるとM1の石川くんに聞くとかですね。
ともかく、困った時にすぐに聞ける人が周りにいるのは大きいですね。

ーほかにはありますか?

木村:うーん、緩急がついているのがいいんじゃないですかね。

ー緩急がついているというと具体的には?

木村:やるときはみんなでガッとやったりするけど、たまにゼミ卓(筆者注:研究室にある大きなテーブル)でおやつ食べながらみんなで喋ったりすることとか、、、
みんなでおしゃべりすることも実は結構大事で、新しい研究のアイデアが生まれやすいんですよね。もちろん、ただ喋ってるだけの時もあります(笑)
あとは、研究はやってるけど研究以外のことも結構やってるとかも緩急がついている一例ですかね。
卒業研究の研究テーマ以外にも、研究室からサポートを受けて研究できたりするんですよ。
ともかく、やんなきゃいけないことさえやってれば、なにしてても大丈夫というのに尽きますかね

ーそれは自由ということですか?

木村:単純な自由とは少し違うかな~と自分は考えています。
というのも、やらなければいけないことのハードルは人それぞれ違っていて、
これを超えない限りは他のことに取り組むのは難しいので、人によって自由度はかなり異なると思います。ハードルを越えた先の自由度が高いのは確かです。

研究について

ー研究はなにをしているんですか?

木村:本業と副業があって、本業はダークウェブ上の違法サービスの運営元を特定しようっていう研究で、副業は先輩の研究を引き継いで、はんこの偽造に関する研究をやってます。(はんこに関する記事参照

ー普通研究って2つやるものなんですか?

木村:たぶん普通はやらないと思いますね(笑)
これもさっき言ったことと繋がりますけど、僕の場合は色々興味がある中で、本業をそこそこ進めているから他のこともやっていて、副業も先生のサポートを得れるという。

ー2つの研究、それぞれどこが面白いですか?

木村:サイバーセキュリティっていうと悪いヤツを懲らしめるイメージがあって、それを体現しているのが本業の研究の面白さかなと思っています。
ダークウェブでは薬物や児童ポルノが野放しになっている現状があって、それを摘発できる社会的意義もあると思います。
副業ははんこの話ということもあって、割と一般ウケがいいし話が伝わりやすいんですよね。
技術的なことをしなくてもセキュリティ破れるっていうのが言えるかなと思います。
それぞれ分野的には離れていることをやっているので、両方同時にやっているという面白さもありますよね。

ーただ、研究をふたつ進めようとなると忙しいんじゃないんですか?

木村:それはそうですね、、ただまあ自分で言い出したことなので、、、
だいたい研究室にいる時間は6時間から9時間ぐらいです。
研究室には月〜金までいて、ぎり土日はありますがやることが色々あるので実質休みはないっすね(笑)
ただ、長期休暇はふらっと3週間くらい北海道にいったり日本各地にいったりしているので、忙しいのは開講期だけです。

(筆者注:木村さんの日々のスケジュールはこの記事で見ることができます)

B3にひとこと

最後に、配属を控えたB3に一言お願いします。

木村:ここだっていう研究室がある人はそれでいいんですけど、もしなければここは違うなっていう研究室を潰していくのも大事で、
先生との相性だったり、研究テーマの相性だったり、普段どんぐらい学生がいるかだったり、研究室それぞれに違う特徴があるので、いろんな視点で研究室を見るのは必要だと思います。
その上で、理由を持って志望順位を決められると、後悔が少なくていいんじゃないかな~って思います。

ーありがとうございました

木村:ありがとうございました。

宗谷岬でピースする木村さん

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