【第10回】研究室学生インタビュー
こんにちは!最近、鳥羽水族館のラッコを見るのにハマっている菅原です。
去年に引き続き、現在研究室に在籍している学生に志望理由や研究内容などを中心にインタビューを行っています。
今年の5人目はサイバーセキュリティ研究室のアイドル、B4の辻さんです。
志望理由
ーよろしくお願いします
辻:よろしくお願いします。
ーまず、サイバーセキュリティ研究室を志望した理由を教えてください
辻:セキュリティの研究室に入りたくて、上原研と毛利研の2択で迷ったんですけど、上原研にしました。
雰囲気がよかったのと、フォレンジックがやりたかったので上原研を選びました。(筆者注:デジタル・フォレンジックとは)
ーどういう雰囲気でしたか?
辻:上原研は割とわいわいしてて、先輩後輩関係なくわちゃわちゃしてましたね。他の研究室と比べていい意味で研究室感があんまりなかったです。
上原研に入ってみて
ー上原研に入ってみてよかったところ
辻:フォレンジックの研究がしたかったので、先生がその道の専門家なのはよかったですね。
あとは、おやつが食べれるところですね(笑)
先輩とか同学年と仲良く楽しく研究ができるところもよかったところの一つだと思います。
ー上原研は女子が少ないですが、困ったことはありますか?
辻:ん〜、あんまりないですかね。
研究室でご飯をいったときとかに少し寂しいかなと思うときはありますけど、女子が0ってわけではないので、あんまり気にならないですね。
ー逆に、上原研のちょっと気になるな、、ってところを教えてください
辻:私がそうなんですけど、自由すぎて研究の進捗が遅れ気味なところがありますね。(筆者注:割とほとんどの人がこの状態な気がします)
ー総合的にみて上原研にきてみてどうでしたか?
辻:他の研究室と比べて自由なところがいいですね。
ただ、その分自分でやっていかないといけないので注意が必要ですね(笑)
あと、いろんな研究をしている先輩からアドバイスがもらえるのもいいことですね。
研究について
ー研究はなにをしているんですか?
辻:ざっくりいうとファイルシステムのフォレンジックをしています。
特にNTFSって呼ばれるWindowsに入ってるファイルシステムのフォレンジックをしています。SSDってトリム命令で実データが消去されるんですけど、メタデータはMFTっていうテーブルに残っているんですよね。そのメタデータを分析してなにかわかることがないかなって調べている感じですね。
これによって実データがなくてもできるようなフォレンジック手法を見つけれればなと思ってます。
ーどうやってその研究に行き着いたんですか?
辻:将来なにになりたいかなって思った時に警察にサイバー局ができたっていうのを知ったんです。そのとき、自分の専攻分野が活かせるところが警察にもあるんだと思って、警察官になりたいと思いました。警察の中で技術系の部署を色々調べてる中でフォレンジックを見つけて面白そうと思ってそこで初めてフォレンジックがしたいなって思いました。
研究室に配属されてから色々フォレンジックの研究を見ている中でNTFSはいつも使ってるファイルシステムなので、それに関連した研究がしたいなと思って、上原先生に相談してみた結果今の研究にいたりました。
ー先生にどんな相談をしたんですか?
辻:分野ややりたいことは自分で決めて、研究方針の相談をしにいきました。
B3にひとこと
ー最後に、配属を控えたB3に一言お願いします
辻:やりたい分野が決まっている人はその分野の研究室に行くことが一番だと思います。そうでない人は雰囲気で決めるのもありなんじゃないかなと思ってます。長ければ4年以上いる研究室なので自分にあった研究室を探してみるといいと思います。
ーありがとうございました
辻:ありがとうございました!